もう話してくれないかなって
思ってたけど、やっぱり視線は
親子を捉えていたけど
先輩は話を続けてくれた。

瀬那「お前さ、俺のどこを
好きになったんだよ?」

雫「んー、強いて言うのなら顔です。
部活説明会の時に
先輩を見て一目惚れしました。」

瀬那「...呆れた。お前も
そこら辺の女と一緒なんだな。」

雫「イケメンだから好きになるのって
ダメな事なんですか?」

瀬那「ダメっつーか、何つーか。」

雫「だって、見た目がタイプじゃなきゃ
その人の事を知りたいって
思わないですもん。
先輩。イケメンも才能の1つですよ。」

やっぱり先輩は呆れながら笑ってた。