教室で着替えを済ました私は ありきたりだけど、手に持てる分の 飲み物を買って2年生の教室へと やって来た。 雪菜「北見ちゃん、どうした?」 私に気付いたユキナ先輩が 声をかけてくれて助かった。 両手が塞がっていて教室の 扉を開ける事が出来なかったから。 両手いっぱいの飲み物を見た ユキナ先輩は少し笑っていた。 雪菜「ちょっと待ってて。 すぐに鏑木くん呼んでくるね。」 雫「すみません、ユキナ先輩。 ありがとうございます。」 しばらくして戻って来たユキナ先輩の 隣には梶谷先輩がいた。