1分だけ待ってくれた先輩は
我慢ならなくなったのか
反対側の扉を開いた。
支えを無くした私が
転びそうになると
私の体を受け止めた。
その背中をそっと押し
廊下に出た先輩は私の持ってきた
先輩のカバンを肩にかける。
瀬那「北見、行くぞ。」
雫「え?」
瀬那「病院。」
雫「着いてっていいんですか?」
瀬那「どうせダメだっつっても
着いてくるんだろ。」
雫「もちろんです!」
先輩は持っていたカバンを
私に向かって放り投げた。
瀬那「足痛いから。
お前、荷物持ちな。」
雫「はいっ!!」
今まで見た先輩の中で
今日の先輩が1番カッコイイ。



