雫「分かってます!!
でも、ここはそうゆう事にして下さい!
...嫌なんです。...もう誰かを犠牲にするの。
お姉ちゃんは私のせいで...
死んじゃったから...だから強くなるって
決めたから...もう1人で何にも出来ない
私には戻りたくないんです。」

だからこそ、私は苦しい。惜しい。
この人を失うには。

瀬那「北見。」

雫「何ですか?」

瀬那「犠牲じゃない。
お前のお姉さんは少しもそんな事
思ってなかったと思う。
ただ、お前にだけは幸せに
暮らして欲しかったから
希望を預けたんだと思う。」

でも、先輩は知ってた。
私の全てを知っていた。

匡貴のように長い時間を
かけなくても知っていた。