今の所、私には 幸せな未来が想像出来ない。 誰も幸せになれなかったこの家で 生まれ育った私が 幸せになれるはずがない。 だから、私は追いかけるくらいが ちょうど良かった。 手に入れたい。でも、手に入れたくない。 鏑木先輩と始めてしまいたくなかった。 幸せな日々を。...不幸なくらいが ちょうど良かった。 夢を見てられるから。 ずっとずっと鏑木先輩を 好きでいられるから。 でも、始めてしまった。幸せを。 だから、今の私には終わりしか見えない。 これから続く幸せを見られない。