気付いてしまった私の それからの毎日は幸せだったり そうじゃなかったり。 時には不安に押し潰されそうになったり 先輩との時間が嬉しかったり。 浮き沈みの激しい毎日が続いた。 一喜一憂するたびに 自然と心は摩耗していって いつの間にか私は サッカー部の応援に行かなくなった。 幸せな日々を投げ捨てて 1人になった。 鏑木先輩の事を避け続けて 1人になった。 どうしようもなく怖い。毎日が怖い。