瀬那「おお。サンキュ。」 お茶を飲み干し、ふぅっと 息を吐き出した先輩は 部室の時計を確認する。 つられて時計を確認した私は 少しだけ慌てた。 もう、そろそろドリンクの 準備をしないと真名井さんが やってくる時間だ。 雫「私、そろそろ行きますね。 ドリンクの準備しないと。」 先輩が私の腕を掴む。 瀬那「真名井がやってる。」 雫「じゃあ、手伝ってきます。」 ため息をついた先輩は 私の腕を強く引く。 その力に逆らえなくて 私はもう一度、イスに座る形になる。