私は何にも分からないから 捻挫の痛さも、先輩の気持ちも。 だから、とりあえず 今、私に出来る事を 一生懸命にしようと思った。 保健室の扉に手をかけると 中から先輩と菱元先生の 話し声が聞こえてきた。 菱元「あの子は彼女?」 瀬那「違いますよ。」 菱元「そうなの。随分と 親しそうだったけど。 優しくしすぎなんじゃない?」 瀬那「北見には、ちゃんと言ってます。 でも、あいつが勝手に 付き纏ってくるんですよ。」 菱元「あなたは私の事が 好きなのよね?」 瀬那「はい、好きですよ。」