匡貴「こんばんは。 おばさん。雨音さん。」 母「よく来たわね、匡貴くん。 さあさ、上がって。」 匡貴「お邪魔します。」 匡貴が頭を下げると お母さんはスリッパを床に置いた。 雫「匡貴、先に部屋行ってて。」 匡貴「うん。」 匡貴が2階へ上がって行くと お母さんは冷蔵庫の中の 荷物を詰め始めた。 姉「雫、ごめんね。私だけ...」 もう何度聞いたか分からない 言葉を繰り返そうとする お姉ちゃんの言葉を遮った。 そんな事よりも、私には今 最も気がかりな事がある。