龍星「ごめん、匡貴に聞いた。
てか、聞き出した。
前にさ、皆でバーベキューした日
後輩達が喧嘩始めて皿が割れた時
北見ちゃん、めちゃくちゃ
怒ってたからちょっとだけ
気になってたんだ。
何かあるのかな?って。」
匡貴から聞いたって事は
多分、梶谷先輩は
ほとんど全部私の事情を知っている。
だったら、私の返答は一択だ。
雫「そうですか。」
この後に続く言葉は想像がつかない。
根掘り葉掘り聞かれるかもしれない。
話すつもりはないけれど。
慰められるかもしれない。
そんなもの気休めにしかならないけれど。
私はじっと梶谷先輩の言葉を待った。



