雫「ちゃんと分かってます。
偉そうに聞こえちゃうかもしれないけど
梶谷先輩がサッカー部の事を
鏑木先輩の事を大切に思ってる事は
嫌と言うほど分かってます。
でも、間違っちゃったかもしれないけど
これから先、梶谷先輩は絶対に
間違いませんよ。」

龍星「何でそう思うの?」

雫「...だって、鏑木先輩が
梶谷先輩に伝えてくれたから。
梶谷先輩を救う言葉を
きちんと伝えてくれました。
だから、私からは何も言えません。」

梶谷先輩はしばらく笑った後
いたずらな笑顔を浮かべた。

龍星「瀬那の事、そう簡単に
信じない方がいいと思うよ。
あいつは、そうゆう奴じゃないよ。」

雫「ですね。今日、梶谷先輩に
会わなかったら...きっと
そんな風には思えなかったと思います。」

龍星「どうして?」