もっと、答えを聞くのに時間が
かかるだろうと思っていたけど
エリカ先輩は少しも考えず、そう答えた。
絵梨花「話しづらい話ってさ...
結構、自分本位だよね。
自分自身がそう思うだけで
聞いた方はさほど驚かない事って
結構あると思うんだよね。」
雫「そう...ですよね。」
私が、あまり納得してない事が
分かったのかエリカ先輩は
いつもの優しい笑顔を向けてくれた。
絵梨花「北見ちゃんが驚きそうな話
してあげよっか?」
雫「何ですか?」
絵梨花「ユキナね。
私の彼氏奪った事があるんだよ。」
雫「ええ!?」
絵梨花「ははは。新鮮!
この話しても誰も驚かなかったのに。」
雫「どうしてですか?」



