匡貴「ごめん、今は入らない方がいいかも。」
絵梨花「仕方ないよ。
私たちは戻ってよう。」
雪菜「そうだね。」
エリカ先輩とユキナ先輩の
判断は間違ってないと思う。
さすがの私も今の鏑木先輩に
声はかけられない。
雫「すみません。
先に行ってて貰えますか?」
絵梨花「どうしたの?」
雫「トイレ行きたくて。」
絵梨花「分かった。先に戻ってるね。」
匡貴「向こうのトイレだと
混んでそうだもんな。
女子トイレだいぶ遠いけど平気?」
雫「うん。案内板にそって
行くから匡貴は本番までに
万全に準備整えて。」
匡貴「分かった。これ、ここ
出る時に警備員に渡して。」



