辛い。苦しい。死にたい。

そう思い始めたのは中1の夏だった。

ある日のこと。

「次、オールコートレイアップやるぞー」

入学したばかりのそらはバスケ部に所属していた。
正直いつも辛くて吐き気がするほどきつくて練習なんか辞めたい。そう思うことがとにかく多くなった。

私は覚えも悪く体力もそんなになく部員に迷惑をかけることが失敗を恐れ、やりたくない気持ちに押しつぶされそうになってた毎日でした。

その練習より1番ずっと抱えてたこと。

ここから私の人生は狂い始めた。