直感的に、そう感じた。
―――時間の流れが弱くなっている・・・?
確証はなかった。理由もわからなかった。けれども、そう感じた。そして、これ位の流れなら、完全に消滅させられると感じた。どちらが天か、どちらが地か、ぐるぐると回転している状態でよくわからない。そんな中に、完全に流れを断ち切れる、そう思えるほころびを見つけた。
―――ここ、他と違う。何かが違う。
それも直感だ。一緒に来たミルルを守りたい、その想いがパクに力を与えたのかもしれない。よく狙いを定めた。
あざやかに切り裂いた。途端、流れは止んだ。
同時に何かが失われた。パクは、自分ではそれに気がつかなかった。ただ、なぜ自分がここにいるのか、いったい何をしているのか、わからなくなっていた。
―――時間の流れが弱くなっている・・・?
確証はなかった。理由もわからなかった。けれども、そう感じた。そして、これ位の流れなら、完全に消滅させられると感じた。どちらが天か、どちらが地か、ぐるぐると回転している状態でよくわからない。そんな中に、完全に流れを断ち切れる、そう思えるほころびを見つけた。
―――ここ、他と違う。何かが違う。
それも直感だ。一緒に来たミルルを守りたい、その想いがパクに力を与えたのかもしれない。よく狙いを定めた。
あざやかに切り裂いた。途端、流れは止んだ。
同時に何かが失われた。パクは、自分ではそれに気がつかなかった。ただ、なぜ自分がここにいるのか、いったい何をしているのか、わからなくなっていた。


