はじめの一振り。はじめての鎌は、思ったよりもかなり重かった。勢いがつきすぎて、止める事が出来ない。側にあった木の幹に、音を立てて突き刺さった。
「何やってんのよ・・・。」
呆れた。さっきの顔とは、まるで別人の子供の、それもドジな子供の顔になっていた。
「いや、思ったより重くて・・・。」
「私は、はじめから使えたわよ。本当に大丈夫?」
頭の中は、不安でいっぱいだ。この調子が続くのなら、ロドを助けに行く事なんてとても無理だ。パクの細い体を見ていると、不安は増すばかりだった。
「何やってんのよ・・・。」
呆れた。さっきの顔とは、まるで別人の子供の、それもドジな子供の顔になっていた。
「いや、思ったより重くて・・・。」
「私は、はじめから使えたわよ。本当に大丈夫?」
頭の中は、不安でいっぱいだ。この調子が続くのなら、ロドを助けに行く事なんてとても無理だ。パクの細い体を見ていると、不安は増すばかりだった。


