二匹の狐がタイムスリップしたようです。



「鬼の副長って名がついてるくらいなんだから、隊士には少なからず怖がられてるんじゃないのか?私にはこいつらが、鬼の前で鬼のような形相されてもまだ、意見が言えるようなやつらには見えないな。げんにさっきがそうだった。」


土「っ、それは・・・」


「組織で一番怖いのが何か、分かるか?」


土「・・・内部の裏切り、・・・いや、不満・・・?」


「当たりだ。外部からの攻撃でも、間者でも無い。内部の不満だ。」


土「・・・、」


「今回の件も、考えてみればそりゃそーだろ?血反吐吐いて頑張ってんのに急に来たよく分かりもしない二人が隊士、副隊長とか言われたら誰だって理不尽だと思う。」


「時にはぶつかり合わなくちゃ分からないことだってある。」


「いくら最強でも、刀を上手く振れても、自分で自分の首を絞めてたら元も子も無いぞ。信頼していた仲間に隙をつかれて刺されたら幾ら何でもそこで終わり。」


「・・・あぁでも、致命傷貰っても大人数制圧出来るってんならこの言葉は無理してくれて構わない。」


「ただ、そんなこと出来もしないのに、ましてやこんなことも分からなかったのに見せかけで満足してふんぞり返ってんなら副長誰に譲って一生畑でもいじって・・・、」


「・・・いや、違うな。一生薬でもなんでも売ってろよ。」