「・・・お前らの不満は尤もだ。そりゃそーだよな。じゃあどうすれば納得させられるだろうか。」
隊士「・・・無理だ。」
「だよな。口先で何言っても無駄なんだろうな。・・・あぁ、そういえばさっき、女みたいで刀振れんのかって言ってなかったか?」
隊士「あぁ。」
隊士「・・・それがなんだ。」
「試してみるか?」
全員「「「っ?!?!」」」
「誰か竹刀でも木刀でも持ってこい。ちゃんと人数分な?いっぺんに相手してやる。」
藤「なっ、おま、何考えてんだ?!」
原「流石に無茶・・・!」
「いける。」
隊士「・・・そこまで言うなら、やってやる。」
隊士の数人が取りに行った。
土「ちょ、待て、麗。ケガしたらどうするんだ?!お前は・・・、いくらなんでもダメだ。話し合いで」
「甘い。」
土「・・・は・・・?」
ため息をついて土方を睨む。
「甘いって言ったんだよ。いや、甘いどころじゃないな、甘すぎる。砂糖と蜂蜜足して練乳で割ったくらい甘い。そんなんじゃ鬼の副長の名が廃る。」
土「・・・何、だと・・・?」
土方の声が一段低くなる。
土「力じゃ解決出来ねぇだろ?ちゃんと話し合った方がいいに決まってる。」
「・・・確かに、あんたは隊士思いで一人一人の意見を尊重しようとしているな。」
土「・・・ああ。」
「だが、隊士の全員が全員、自分の思ってることを全部あんたに伝えられてるとでも思ってるのか?」
土「・・・何?」
土方が訝しげに眉をひそめる。
