ということで本日二回目の道場。
さっきまでいなかった隊士が練習している。
・・・うん、なんだこいつらって視線が痛い。
狐の面付けてるからそりゃそーか、と思い直す。
その間に土方が隊士を集めてササッと話し、本題に移った。
土「・・・てことで新しく隊を作った。隊長、副隊長はこいつらだ。」
「・・・黒崎麗。・・・よろしく。」
コ「赤羽コウでーす。よろしく。」
土「こいつらの隊に入りたいやついるか?」
・・・しーん、と辺りが静まり返った。
隊士「・・・」
隊士「ボソ何で急にこいつらが隊長なんだよ・・・」
隊士「ボソ女みてーに細いのに刀振れんのか?」
隊士「ボソてかなんで狐の面・・・?」
ヒソヒソと隊士たちからの不満が聞き取れる。
・・・まぁ、当たり前っちゃ当たり前だな。
「コソコソ言うよりも面と面向かって言ってくれた方が助かるんだが。」
隊士「っ・・・」
隊士たちがちらりと土方を見た。
「・・・気にせず言え。悪いことにはしないから。」
戸惑いながらも隊士たちがおずおずと口を開いた。
隊士「・・・急に来たお前らを信用出来るかよ。」
隊士「・・・お前らに従いたくねぇ。」
隊士「しかも隊長って・・・。」
隊士「こいつらがやるなら俺が隊長に・・・っ!」
隊士が顔を青ざめた。
ちらりと土方を見ると・・・鬼のような顔だ。
・・・はぁ。
わざと土方の前に立ち直し、隊士達に見えないようにする。
