ぐにっ、とほっぺたを抓るも・・・、


「・・・いひゃい」


コ「うん、痛い」



「「・・・。なんっじゃこりゃぁぁぁぁああああああああああああああ!?!?!?!?」」




五分後。



コ「・・・ふー、とにかく、ここじゃないどこかへ行こうか。視線が刺さる。」


「・・・だな。」



立ち上がって現状確認だ。



「・・・来る前と何も変わらないな、刀もあるし。」


コ「そーみたいだね。」



今持っているのは太陽光充電出来るスマホ二台とお菓子。



「まず、ここはどこだろうな?」


コ「そんなん俺に聞かれてもねぇ」


「・・・誰かに聞くか。」


コ「だね。」




とてとてとて、


とりあえず人のいる方に向かって歩いてみる。



「・・・」


コ「・・・」


「・・・、・・・・・・視線が痛い。」


コ「だろうね。」


「・・・帰りたい。」


コ「・・・激しく同感。」