訳あり無表情少女と一途な幼馴染

蓮side
倉庫を出て辺りを見渡せば、いた
雫を追い掛け、あと数mってとこで雫は歩みを止め、振り向く

「何だ」

何だ、じゃねぇ
こっちには色々と聞きてぇ事があんだよ

「送るつってんだろ」
「お前が一緒にいれば、更に勘違いされんだろ」
「あ?」
「姫が送ってもらうのが当たり前なら、一人でいる奴を姫と考えにくいんじゃないか?」
「倉庫から出てきた女。それだけで十分に狙われる理由だ」
「…なら今、お前とこうしてるのは危険な訳だ」
「だから送るって言ってる」
「…それがか弱い女の子ならな」