訳あり無表情少女と一途な幼馴染

「紫音、さっき何て言おうとしてた」
「…雫の笑った顔は、姉さんに似てるって。それと…カラコンしてるよね?」
「…」
「本当は、左目は何色?」
「知ってどうする」
「俺は、左が青のオッドアイ。姉さんは赤」
「…」
「カラコン、取って」
「俺の左目が赤だとしても、紫音の姉って証拠にはならない」
「…」
「確かに、オッドアイは珍しい。けど、いない訳じゃない、偶々、俺もそうなだけ」
「…」
「分かった?」
「分かった、でも見せてくれない?」
「…」