訳あり無表情少女と一途な幼馴染

「何か飲み物は?」
「いらない、すぐに出てく」
「飲まねぇと帰さねぇ」
「…」

雫が俺を睨むが無視

「…ミルクティー」
「ミルクティーですね」

朔が飲み物を持って戻り、テーブルに置く
雫は朔と飲み物を交互に見つめ、手に持ち

「あ、ありが…と」

朔は目を少し見開き、すぐに細め

「いえ、どういたしまして」

まただ
雫はコップから口を離すと

「眼鏡」

…眼鏡?

「もしかして、僕ですか?」
「…(コク)」

雫が無言で頷く

「僕は二宮 朔。月の朔の日の朔です。朔でいいです」
「………朔」

呼んだ

「丁度良い温度」
「それは良かった。僕も雫って呼んでいいですか?」
「…好きにしろ」

会話してる