訳あり無表情少女と一途な幼馴染

♪〜
正の携帯が鳴る

「和士か、なんだよ。…は⁉︎ 今日は来ないっつってたぞ?……マジか、嘘だろ」

何かあったか

「今は?教室?分かった」

携帯を乱暴にしまい

「あ、あのな…白狐が来てる」

ピクッ
体が自然と強張る

「いや、今は教室に居るからっ!ここには来させないからっ、な?」

帰ると思ったんだろう、実際そのつもりだし
でも…正を信じるか

「分かった。もう少しここに居る」
「そっかっ、んじゃあ俺は行くから!帰る時は和士に連絡してくれ!」
「…ん」

足早に正は屋上から出て行く
私はフェンスに近寄り、座って凭れる
気持ち良いから、寝よ