訳あり無表情少女と一途な幼馴染

正は小さく

「そろそろ行くか」
「ん、水沢先生」
「何ですか?」
「いつ来れば、ピアノを聴けますか?」

水沢先生はフンワリと微笑んで

「音楽の授業がある日の昼休みに
授業は週2日、火曜と金曜の午前中に
カウンセラーは基本、放課後にしてますが、希望があれば時間を変えれます
今はピアノの調律ついでに弾いてたんです」
「分かりました。ありがとう…ございます」

音楽室を出る際、チラッと振り返る
水沢 文先生