訳あり無表情少女と一途な幼馴染

今井 正(セイ)
白狐の初代幹部…情報収集担当
和士の紹介で知り合って
正の奥さん…奈緒さんとも仲良くさせてもらってる
2人共、海外暮らしの経験があるからか、よく抱きついてくる
奈緒さんはなんとなく安心するから、大人しくしてる
正は避けてたけど、避け過ぎたら、いじけたから仕方なく

正は力を緩め、私の顔を覗き込む

「眼鏡までいるか?カラコンしてるだろ?」

そう言いながら和士を見る
視線を私に戻して

「まあ、いいか」

いいのか

「栞、記憶は?何か思い出したか?」
「…何も」
「そっか…」

正が悲しそうな表情で和士と視線を合わせる
和士も辛そうに俯いてる
正は私に視線を戻すと、今度は優しく抱き締める

「ねえ、何を忘れてるの?」
「…大丈夫、いつか…いつか思い出す」
「…」

こうやっていつも、教えてくれない