数日振りの登校
紫音には今まで通り《雫》と呼ばせる、誰にも私達が姉弟と気付かれない様に


紫音side
「姉さんが白狐の姫、…本当の事を皆に言えば偽りの姫じゃなくなるのにな…」

コンコン

「紫音?そろそろ行くよ」
「今行く」

蓮、ゴメン
俺だけ先に
でも、その分…俺が護るから