幽霊だとしても

それとは反対に

君がボクのことで涙を流すことが嬉しいと

君の心がボクで占められていると分かって嬉しいと


黒い何かがボクの心を支配するけれど


それ以上に

どうかボクを忘れてと心が叫ぶ


それはきっと、君といたボクが幸せだったからだ

だから、どうか愛しい人よ

ボクを忘れておくれ

この世から去ったボクの為に涙など流さないで

君の涙を止めてくれる人が再び現れるまで


ボクは君の幸せを見届けてからいくから

死しても尚、ボクは君の幸せを祈るよ