「・・・お爺さん!?・・・」



鈴羅がお爺さんに触れると、冷たくなっていた。



《鈴羅side》



お爺さんに弔いの呪詞を唱えて、私は向かった。



城へ・・・自分を偽ることなら出来るだろう。


元の世界で・・・【闇胡蝶】って呼ばれてるんだから。


やってやるよ。



全てを偽って・・・




「さ~て♪バレないようにしないとね」



私は、歩き出した。元の道を辿って。



本当なら、人助けは好まないけど・・・コレは酷かったし。



王族にも・・・貸しがあるしね。



「フフフ・・・バレても・・・楽しくなりそうよね」