黒と白の羽

「ねぇ?リーク様?世界は・・・破滅に近づいているのでしょ?」



鈴羅はリークに問いかけた。




「・・・近づいているな」



嫌そうに呟くリーク。




「どうして・・・?この世界まで?」




鈴羅は更にリークに問いかける。




「100年も前から俺達、王族と騎士の一族を筆頭に世界の人々は魔族と戦ってきた
そして、50年前・・・復活したんだ。魔王が」



リークは答えた。



鈴羅の世界には魔王は居なかった。妖魔は居たが。召喚さえしなければ。




「魔王かぁ・・・馬鹿みたいな話よね・・・でも証拠もあるし」



鈴羅は空を見た。



「・・・で?お前はどちらなんだ?」



リークが鈴羅に問う。




「私?私は・・・どっちでも良いのよ。ケド、世界を殺すのはゴメンだし・・・単独でも良いけど・・・どちらかと言うと王族側かしらね」




「ふ~ん。仲間が増えた、って事で良いんだよね?」


リークが確認を取る。



「良いわよ」



鈴羅は承諾する。



それで、王族側についた鈴羅にリークが城へ帰ろうと促した。