ふー。なんとか間に合った!ただいまの時刻8時40分。ギリギリセーフだね!


悠「よし!これから高校生活頑張ろ!」


?「そこ、邪魔。」


悠「………。は?」


?「だから、そこ邪魔って言ってんだけど。」


今私の前にいるのは、一般人からしたらそこらの芸能人と比べ物にならないほどのイケメンさん。……が私に話しかけてる。ん?でも、邪魔って言ってる…?そうよね邪魔よね…は?邪魔?なんで?いやまずここ校門だから人1人いたら通れないとかそんな狭くないよ?むしろ普通よりか広いよ?倍のデカさだよ?


(((めっちゃしゃべるじゃん笑


悠「…横通ったらどうですか?人避けることできないんですか?」


?「は?俺が今から通ろうとしてる道にお前がいて、邪魔だから邪魔って言ってんだけど。」


なにこいつ!どんなけ俺様なの!?だから男なんて大っ嫌いなのに。


悠「はいはいわかりましたよ。…とでも言うと思った?私はあんたみたいな奴のために自分の体力犠牲にするつもりないんで。」


?「お前………面白いな。俺に逆らう女なんて初めて見たわ。気に入った。」