限りある命と限りのない願い。

 陽多と相談しながらやりたいことをノートに書いていく。

 本当に埋まりそうだ。

 あれも、これも、それも、全部!

 やりたいことで埋まっていく。

 楽しくて仕方がない。

 嬉しくて仕方がない。

 本当に、まだ生きれればいいのにと思ってしまう。

 ねえ、本当に本当の最後のお願い。

 「陽多、このノート預かってて」

 「持っててなくていいのか?」

 「うん、陽多に持っててほしいから。そしたらさ、2人で全部叶えよう!」

 「おう!絶対な」

 これでもう僕には何もない。

 もう十分だよ…。

 倒れる前に書いたもの。

 君が読んだらどう思うかな。

 本当は既に余命宣告された日数は過ぎているんだ。