もう49日が終わる。
私は遠くに行かなければいけない。

無理言って鐘の音無しで彼のそばに行かせてもらった。部屋で本を読む彼の横に座り淡々と話す。

あのね。もし。もしね、私が重荷になって辛くなって生きることを辞めたくなったり夢をあきらめそうになった時は
「私の事。忘れていいよ。」