俺はそれから学校も行かず家にこもりっきりだ

ある日、ポストに手紙が入っていた

(誰からだ?)

俺はそう思い手紙を見ると

「っ!!」

俺はすぐにその手紙に飛びつくように読み始めた

未夜からだ

『瑠衣へ

この手紙が届いているという事は私が瑠衣ともう会えないという事だね。お母さんに出してもらうように頼んでたの。私がもともと体弱かったのは知ってたでしょ?生まれた時にもう10年生きる事ができるかどうかって言われてたんだって。
でも8年間も多く生きる事ができました。それは瑠衣が居てくれたから生きる事が出来たんだ。
ありがとう。後、指輪入ってたでしょ?その指輪いつも私が首にネックレスにしてかけてたの。これは私の形見代わりに持っていてほしいな。
瑠衣、私の分も生きていてね。
今までありがとう。
そして、これからも瑠衣の中に私がいますように。
最後にもう一つ

ずっと好きでした

           未夜より』

「ふっ…未夜……俺もずっと前から好きだった…ってもう遅いか」

シャラ

未夜が俺にと渡してくれた指輪をネックレスにして首につけた