更新し続ける

私がそれからしてきた恋というのは、
私を好きそうな人を探して、
色んな手を使って落とすというものだった。
人として最低かもしれない
でも、
人に好かれている自分は、
一番好きな自分だったから。
何度も同じようなことをしていた。
正直、現実の世界に恋をしたことは一度もなかったのではないだろうか

どこに恋をずっとしていたのかというと。
本の世界だ。
私がずっと
ずっと恋をしていた世界。

理想のセリフを言ってくれるし
シチュエーションだって最高だ。

本の世界で恋をするようになってから、私は現実の男子を落とそうとすることは
やめた。

申し訳ないんじゃなくて。

ただ、自分が少し哀れに思えてきてしまったから。

会いたかっただけなんだ。
皆がしている様な、ドキドキして輝いている自分に一度だけでもいいから。
妄想だけでもいい。
本を読んだ後の私の顔は、
身体は本当の女の子になっていたから。
動きまでもが、恋をしているように
女性ホルモンが多く分泌されているような
華麗な
美しく感じた。

その姿を見たくて、全身鏡を部屋中に置こうかと思ったが
それは、ふちがきれいな姿の邪魔をするので

壁一面に鏡を貼り付けた。
特注の

私だって、
きっとみんなみたいにかわいい子になれる。

鏡をふと見たとき
全身が女の子の人形みたいにきれいで
思わず驚いた。




こんなに…肌白かったっけ?

私の身体は、ずっと外に出ていないからか。