たしか誰かいたような気が。

ガチャっ

扉が開いたと思ったら背の高い金髪の男が入ってきた。見た目からしてやばそうな雰囲気で、関わっちゃいけないオーラ、ムンムンだ。

「あっ起きた!?ずっと目覚まさないから心配したんだよ!!」

そう言いながらこっちに近づいてくる。

ビクッ「……こないで」

「えっ?なんかいった?」

「来ないで!!!」

思わず怒鳴ってしまった。