「じゃあ、また明日」
「うん!またね」
友達と最寄り駅で別れ、一人で帰路を歩く。
今日は大変だった。
授業中に居眠りして先生に怒られたり、委員会の仕事を私だけ任されたり、まぁいろいろと。
言うなればそんな事は日常茶飯事だ。だがひとつ、非日常的な事があった。
隣のクラスの、隼斗くんに告白された。
今日の朝、放課後に教室に残ってほしいと告げられ、言われた通りにして隼人くんを待っていた。
「あ、シノちゃんごめんね、待ってた?」
「ううん、全然」
「そっか」
私の前に姿を見せた隼斗くんはしどろもどろで、落ち着きのない様子だった。
あぁ、告白か。やっとか。
私は直ぐに勘づいた。
隼人くんは顔を少し赤らめ「えっと…」と呟くと左手で頭をかき、おもむろに口を開いた。
「その、去年から、シノちゃんのことが好きでした」
私の勘違いは的中した。
そっか、やっぱり私の事好きなんだ。
「よかったら、俺と付き合ってほしい」
うーん、その『よかったら』が余計かなぁ。
付き合ってほしいならそんな言葉付けるべきじゃないよ。
曖昧じゃんよ。
私は返事を躊躇った。
嫌いじゃない、隼人くんのことは。ただ特別な感情を持ってるわけでもない。
普通に仲のいい男友達だ。
特別な好意を持たれても…と戸惑ってしまう。
「…もう少し、考えさせてもらうね」
我ながら曖昧な返しだ。
ごめんなさいでもよろしくでもない。
人の事言っといて自分もじゃん、と笑いそうになった。
「うん、分かった。
…ごめんね、呼び出しちゃって」
「ううん、大丈夫」
「じ、じゃあ、また明日」
「うん、また明日」
私みたいな人を好きになるなんて相当の物好きだなぁ。
去年からか、去年は隼人くんと同じクラスだった。
だからといって特別に接点があったわけでもなく、普通のクラスメイトとして接していた。
まさか去年から私のことが好きだったなんて。
困惑はしたが嫌ではなかった。
何故だろうか。
「うん!またね」
友達と最寄り駅で別れ、一人で帰路を歩く。
今日は大変だった。
授業中に居眠りして先生に怒られたり、委員会の仕事を私だけ任されたり、まぁいろいろと。
言うなればそんな事は日常茶飯事だ。だがひとつ、非日常的な事があった。
隣のクラスの、隼斗くんに告白された。
今日の朝、放課後に教室に残ってほしいと告げられ、言われた通りにして隼人くんを待っていた。
「あ、シノちゃんごめんね、待ってた?」
「ううん、全然」
「そっか」
私の前に姿を見せた隼斗くんはしどろもどろで、落ち着きのない様子だった。
あぁ、告白か。やっとか。
私は直ぐに勘づいた。
隼人くんは顔を少し赤らめ「えっと…」と呟くと左手で頭をかき、おもむろに口を開いた。
「その、去年から、シノちゃんのことが好きでした」
私の勘違いは的中した。
そっか、やっぱり私の事好きなんだ。
「よかったら、俺と付き合ってほしい」
うーん、その『よかったら』が余計かなぁ。
付き合ってほしいならそんな言葉付けるべきじゃないよ。
曖昧じゃんよ。
私は返事を躊躇った。
嫌いじゃない、隼人くんのことは。ただ特別な感情を持ってるわけでもない。
普通に仲のいい男友達だ。
特別な好意を持たれても…と戸惑ってしまう。
「…もう少し、考えさせてもらうね」
我ながら曖昧な返しだ。
ごめんなさいでもよろしくでもない。
人の事言っといて自分もじゃん、と笑いそうになった。
「うん、分かった。
…ごめんね、呼び出しちゃって」
「ううん、大丈夫」
「じ、じゃあ、また明日」
「うん、また明日」
私みたいな人を好きになるなんて相当の物好きだなぁ。
去年からか、去年は隼人くんと同じクラスだった。
だからといって特別に接点があったわけでもなく、普通のクラスメイトとして接していた。
まさか去年から私のことが好きだったなんて。
困惑はしたが嫌ではなかった。
何故だろうか。
