「暑くないの?」 バカは風邪ひかない定理でいくと、夏も暑くないってことになるけど。 「はぁー?あちーに決まってんだろ!だけどな!本当にいい男は夏に負けちゃいけねぇーだよ!」 なんともよくわからない理論を私にぶつけてくる秀虎はパタパタとカッターシャツを仰ぐ。 学ランの秀虎は黒いズボンを腰パンしてあとちょっとで見えちゃうんじゃないかってくらいな格好でバイクに跨っている。 「パンツ見えそうなんだけど」 「見んなよ」 「じゃあ見せるなばーか」 もっと上げて履け。 って私も人のこと言えないか。