空に向かって



「お嬢ちゃんよ〜これは縫わねぇーとずっと血出続けるぞ」


オゾマシイ言葉と共に、ビチャビチャと消毒液を掛けられる。


「いったぁぁぁい!!」


無理無理無理無理!!!

もうこれで痛いもん!死ぬ!


「安心しろって、治療費はランが出すから」

そういう問題じゃねぇーんだよ!


消毒液を掛けて拭き取っても拭き取っても、まだまだ出てくる血。

あぁ、私って血の気多いのかな?なんて呑気に倉庫の天井を見つめる。


渋る私に、それを見て自分も痛そうに顔を歪める秀虎と水樹さん。

オネェ言葉の坊主は興味なさそうに、

「早く決めちゃいなさいよ」

そう言葉を吐いた。