空に向かって



「「ラン」」

水樹さんと秀虎の声が被る。


「これは縫うしかねぇな、おいラン」

傷口を見てそう判断した白衣を着た男。


「これはお前の責任だぞ…わかってんのか?」

「…あぁ」


何を言ってるのかわからないけど…


「…い、嫌だ!!!」


マジで嫌だ!縫うとか嫌だ!!!
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!!!!


スッと足を引っ込めようとすると、足からは更に血がドバッと出る。