空に向かって


「松田をここに呼んで頂戴!」

パンパンと手を鳴らすと、誰かが向こうの方へと入っていくのが見えた。

「すぐ松田が来るから。アンタも大変ねぇー」

オネェ口調の坊主は体をクネクネと捩りながら私の足を見る。

私は怖くて、足元が見れないでいた。

だってなんかドクドクと出てるもん!

これ絶対血!だもん!!!!