「で、なんでお前こんな所にいるんだ?」 水樹さんの背中から降ろされ、鉄パイプの椅子へと座らされた。 「えっと…」 いくら秀虎でも、家族交流があるため直ぐには切り出せないでいた。 視線を泳がせ、足の手当てをしてくれている水樹さんと目が合うと、彼は妖艶に笑った。 一瞬ドキッと心臓が跳ねた。 全てを見透かされているような気がして、直ぐさま目をそらす。