「ちょっと重いっ!」 「お前の足より軽い」 「はぁ!?」 ふざけんな、まじでふざけんな。 「俺の話を無視するな」 「…してないし」 本当か?なんて顔を覗き込んで来ようとする秀虎を阻止するようにして、机の上に置かれていた如何わしい本を手に取ると奴の顔目掛けてパンっと音を立てて叩きつける。 「…ってぇな!」 思ったより当たりどころが良かった事は予想外だった。