空に向かって



席はすでに人が座っていた。

奥の一人がけソファにはランさんが踏ん反り返っていて、手にはバイク雑誌を持っていてそれを眺めている。

そしてその右のソファに秀虎は足を伸ばし
長ソファを一人で占領していた。


「とりあえず座りなさいよ」


まあまあと宥める照彦の提案で、座ることになったんだけど…

「…おかしくねえか?」

「おかしい」

「おかしくないわよ〜」

「………」



何この状況?