「………っ」

「良いわよ、無理に言わなくても」


なんて答えればいいのかわからなくて、喉に言葉が詰まって出てこない。


「水樹に後ろめたさがあるから中に入れないの？それとも別の理由？」

きっと倉庫内にはすでに授業をさぼっている水樹さんがいるのだろう。

…そして青木も。