「なんで俺なんだよ!」 南蛮定食を食べながらおじちゃんを睨む秀虎はご飯を大盛りにサービスしてもらっていた。 「お前ももっと早くフォローしろよ!」 ネチネチと女みたいにまだ言うかってくらい秀虎はさっきのことを根に持っている。 サバ定食を注文し、食べている私に同じことを繰り返し言ってくるあたり、そこらへんの女と大して変わらないなと思った。