「本当はさ」 ヨガのポーズをとりながら、私には背中を向けて運動をしながら話し掛けてくる。 「お前、千代の事嫌いなんじゃねえかって」 「………」 「だから昨日照彦が手当てするって言っても来なかったんじゃねえかって、そう思ったんだけど」 ダイエットのポーズをやめて振り返るとバチっと目が合う。 「……なんで?」 軽く笑いながらそう聞けば、 「水樹の女だから」 今は一番聞きたくない言葉が返ってくる。