空に向かって



「中々いいの連れてきたじゃねえか」

中には5人の男が立っていて、どの男も片手には金属バットやら鉄パイプを持っていて内心穏やかではいられなかった。


そして極めつけはー…





「祭りはこうでなくっちゃなー」




リーダー格の男の足元に転がっている、もしくは倒れ込んでいる薄紫の浴衣を見にまとった、



「……………あ、おき?…」


身にまとったって言い方は語弊があるのかもしれない。

かなりはだけた浴衣から覗く白い肌は、殴られたのか青紫色に変化し見るも無残な姿へと変わっていた。

いつもの何をしても無表情な顔は右頬が腫れ上がり顔を歪めている。