「ええ‥‥そうしましょうね
私の結婚生活って何なんだったんだろう?
本当にね‥‥今度は‥‥こんな間違いしないようにしないとね」
亜沙美は泣いていた
一緒の時を刻もうと共に生きようと誓ったのに‥‥
何処で狂ってしまったのか?
何がいけなかったのか?
悩んだ時もあった
だがもう悩むのは止めた
答えを出すのだ
亜沙美は離婚届を出して玲音に見せた
「私の分は書いてある
この離婚届をあの人には出したら‥‥引っ越しを決めないとね
忙しくなるわね」
「母さんは強いから大丈夫だよ」
「そうよ、私は強いから‥‥あの人に心配されなかったのね
あの人が守ってやらなきゃって思える弱い女じゃないからね‥‥
弱い女にはなれなかった
泣きたいのに我慢して‥‥バカだね
意地張って後で後悔してばかりだよ」
「ても、それが母さんじゃん!
母さんは太陽の様に明るくてドジでおっちょこちょいなままで良いよ」
玲音がそう言うと亜沙美は泣き顔で笑った
