なみだ

「んぅ…?水樹…?」


雪が起きてしまったようだ。


「どうしたの?雪。」


「あれ?水樹、いつも付けてるのに。」


雪はこんな僕の事でも見てくれている。


「ヘアピン、どうしたの?」


早速聞かれてしまった。


「ごめんね、昨日落として踏んじゃって…。大事なものなのに…。」


本当に申し訳ない。


「そっかぁー…また買いに行こ!」


多分、それは出来ないと思うけど。


「うん。ごめんね。」


時計は5時45分をさしている、


「ちょっと早いけど、下におりる?」


「うん!おりよ!」


「階段、足を滑らせないようにね。」


雪が靴下を履いていたから一応のため、注意するように声をかける。


「やだな、水樹!僕はも4年生だよ?」